みなさんこんにちは、げんぼーです。今回は「大学生に必要な力は意見を言う力、コメント力」というテーマの記事を書きたいと思います。
大学生に求められる力
私は小学校や中学校、高校の時に暗記教科が得意でした。教科書に載っている年号や出来事を一問一答で覚えてそれが答えられる人がかっこいいと思っていました。そのため、テストのために必死になって勉強していました。
しかし、大学生になってそれはあまり意味がないことであると気づきました。もちろん、知識を得ることはとても大切で、無知は恥です。ただ、知識を得ることよりも、その知識を活かして自分の意見、すなわち持論を展開できるかという点が大切なのです。
早い話、Googleで調べれば情報なんてすぐに見つかります。教科書を一字一句覚えることにはそこまで意味がないのです。そのため、個人の持論に価値がある時代なのです。
元大阪市長の橋下徹氏も著書で「これからの情報化時代に求められる能力は、知識・情報を持っているということよりも、その知識や情報を活用して自分の頭で考え持論を打ち出せること」だとおっしゃっています。
↑橋下さんの著書はすごく勉強になるためオススメです!
でも、意見を求められた時にすぐに自分の意見をパッと言える自信がある人は少ないのではないかと思います。私も前までは非常に苦手でした。
どうしたら持論を言えるようになる?
日々のニュースに関心を持つことが大切だと思います。ただ、ニュースや新聞を見て終わりではそこまでです。ニュースや新聞で得た知識に対して「どう思ったか、どう感じたか、どのような対策をとらなければならないのか」について自分なりの意見を持つことが重要です。
例えば、ニュースを見て得た情報を文字に書き起こして言語化してみることがオススメです。一度言語化していると、友達や先生などと会話でその話題になった時にすぐに自分の意見を言うことができます。自分の意見を持っているとそれだけ信念が強く信頼できる人だという評価を得られると思います。
ニュースや新聞だけに限らず、本で得た情報や、人と話していて気づいたことに自分の意見を少しでもいいので付け足してみるといいと思います。それをSNSで発信するのも良いと思います。この練習は就職活動の面接などでも絶対役に立つと思います!!
持論のアウトプットにオススメのアプリ NewsPicks
持論のアウトプットにオススメのアプリがあります。「News Picks」というアプリなのですが、これはニュースや動画を見れるだけではなく、それに対する専門家のコメントや批判を見ることができ、他人がこのニュースに対してどう思っているのかを学ぶことができます。また、自分もそれに対してコメントをすることができます。
ここでコメントをするためにはそのニュースに対しての理解が一定以上ないとコメントできないですよね。そのため、ある程度内容のあるコメントできるということはそのニュースをしっかりと理解しているということになります。ここで一度書いた内容は会話で話題になった時に話すことができます!
このアプリ無料でも使えるのですが、読めるニュースに制限があったりするので、有料版がオススメです。学生は月額500円で使用することができ、最初の10日間は無料体験をすることができます。
この月500円の投資は自分の将来を形成する大きな投資になると思うので、非常にオススメです。
意見が合わない人と出会った時
世界にはたくさんの人がいるため、自分と意見の合わない人と出会うことも多いかと思います。意見の合わない人と出会った時は、相手を否定することはせず、「まずその人の意見を先入観なしで聞いてみて、相手の意見を尊重し、肯定した上で自分の意見を加える」ということに気を配っています。
例えば、Aさんが私に向かって「英語教育の開始を早めることは日本語能力に影響を及ぼすため、早めるべきではない」という私と真っ向から対立する意見を述べてきたとします。その際に、「そうですね。」だけを言えば意見を持っていない人だと評価されます。しかし「それは違うと思います。」と相手の意見を真っ向から否定することもあまりオススメしません。
そこで使えるのが、Yes but法というもので、「確かに〜だ。しかし〜だ。」ということで説得力が増すという技法です。反論したいけれど相手の気分は害したくはないという場面で大活躍します。私もこのYes but法を乱用しています。(笑)
この場面では、「確かにAさんの英語教育を早めるべきではないという意見は日本語の能力に影響を及ぼす可能性があるため、そのような意見もわかります。しかし、私は言語の習得は年齢が高くなればなるほど第一言語の影響を受けやすくなるため、自然に言語を習得するために言語の勉強は早ければ早い方がいいと思います。」
という風に言うと相手の意見を否定せずに自分の意見を述べられているので説得力も増しますし、敵を増やさないことにも繋がります。
人の評価を気にしすぎない
特に日本人は周りの評価を気にして、場の雰囲気に合わせるあまり自分の意見を言えない、いわゆる空気を読む人が素晴らしいという美徳があります。
しかし、ビジネスの世界では自分の意見を全く持っていない人は全く評価されないと思います。大学を卒業した後に就職する方は、持論を展開することができるということは仕事でも役に立つスキルですし、それだけで評価されることにも繋がります。大学生のうちにその練習をしておくのが大事だと思います。
最後まで読んでいただいてありがとうございました!!